ハートの詰まり④ おまけ☆
昨年のちょうど今頃に読んだ松崎太さんの『ベッカライ・ビオブロートのパン』という本。
パン作りというのが意識にのぼり始めていた時期、真っ赤な装丁に惹かれて手に取ったもの。
転職とか働き方など、私の頭の中のことを書いたんですか?と思うくらい、その頃の私が考えていたことが文字になっていて、びっくりしつつ何度も深く頷きながら読んだ。働き方も私の理想を具現化されていて、何だか勇氣をもらった氣がして、いつかこの方のパンが食べてみたいと思っていた。
パン教室&施術の前日、読みかけの本と一緒に立てかけていたこの本と目が合った。読み終わった本は別の場所に仕舞うのに、何故かこの子は置きっぱなしだなぁ…と。“片付ける?”一旦手に取ったけど、その日は何となくまた棚に戻していた。
施術終了後に一緒に夕食を頂いたあと、帰り際に
「さっきシュトレンの話してたでしょ。そしたら、なんでかシュトレンがあるんだけど、食べる?」
と声を掛けていただいた。
「いただきます♪」
↑立ち上がりかけていたのに座り直した 笑
お客様からいただいたものだったそうです。
あれ、これは…?
ひとくちいただいたらメチャクチャ美味しい。どちらのものかを聞いたら
「芦屋のパン屋さんで働いてる方が…」
と言われたので、
「もしかしてベッカライじゃないですか?」
って聞いたら、やはりベッカライ・ビオブロートですって!!!
「えーっ!!すごいすごい!!!まさかベッカライのシュトレンが食べれるなんて(≧▽≦)しかもこのタイミング!?」
大喜び。笑
そして、己の食に対する勘の鋭さと念の強さにもビックリ。(他に使い途はなさげな才能だけど 笑)
まさかこちらのパン、しかもシュトレンをこのタイミングでいただけるなんて。
私のフランス旅のきっかけだったシュトレン。
“あの頃の小さな私”にとって、たくさんのフルーツが入ったこの甘いパンは正に豊かさの象徴、憧れだったもの。
思いがけないギフトに、幸せすぎる1日の締め括りとなりました◎
旧暦元旦からこの流れ。
素晴らしい1年の始まりです☆