lumière d’espoir 

旅は生活の一部。“息をするように旅をする”そんな風に生きて行きたいのです◎

フランス旅⑧ イエールの朝

夜が明けるのが遅く、暗くなるのが早い。

冬至前だし緯度の違いもあるので当たり前なのだけど、だからこそ!おひさまがとてもありがたい。イエールは年間300日くらいが晴天の街らしい。この街を滞在先に選んだ大きなポイントだ。

 

朝8時。まだ白み始めて間もなかったけど、澄んだ空氣と明るさの具合から、とてもよい天氣になりそうだと分かった。焼きたてのパンと珈琲をゆっくり頂いた後、部屋に戻るとやさしい光が。
f:id:moainon:20200130152722j:image

この辺りの家は、夏の日中の熱気と日射しを遮断するために窓に雨戸がついていて、冬の夜は冷気を遮断するためにそれを閉めて眠る。ここでの滞在中は目覚ましは掛けなかったけど、数日滞在していると、雨戸の隙間から漏れ入る光で、何となく天候や時間が分かるようになっていた。

 

この日は土曜日。滞在先の息子さんが通う日本語学校の授業がマルセイユであるらしく、声を掛けていただいていたけど、あまりにも空が氣もち良かったので、週に1度のマルシェに行くことに。

 

せっかくのお天氣なので、洗濯機をお借りして溜まっていた洗濯を。
f:id:moainon:20200130155033j:imagef:id:moainon:20200130155147j:image

オレンジの木と藤棚がある庭。暖かくなって藤の花が咲いたら、ここでのんびりお茶を飲みたいなぁ。

 

朝食を食べている間に洗濯をすれば効率が良い。頭では分かっているけど、ここではひとつひとつのんびりしたいのだ。

 

急ぐ旅でもなく、それも善きかな。