lumière d’espoir 

旅は生活の一部。“息をするように旅をする”そんな風に生きて行きたいのです◎

1年の振り返り⑦ヘンプのこと

年末にかけてのこの怒濤の流れに少なからず影響していたのはヘンプだったと思います。大麻とかマリファナとかいうやつです。

戦後にアメリカの策で、危険ドラッグとか麻薬とか悪しきイメージを植え付けられていますが、ほんの100年くらい前までは日本人の生活の中に当たり前にあったものです。悪いイメージの定着は、わざわざ禁止部位・成分を使う方やマスコミの皆様のご尽力の賜物ですが、私が使っているのは日本での禁止成分の入っていない日本で合法のものです。(念のため)

 

ヘンプに出会ったのは4~5年前くらいで、一時期はオイルやナッツを摂取したり、ワークショップで麻糸を績(う)んだり、綯ったりしたこともありました。布ナプキンや手拭い、靴下など身につけるものに関しては、鈍いなりにエネルギー的に何か違うことは実感していましたが、何でもかんでも麻!麻!麻さえあれば的な流れも一部にはあって、そういうカルト的な方々の雰囲氣が苦手であまり踏み込むことはありませんでした。

 

ヘンプエッセンスも初めは抵抗がありました。商品の存在は随分前から目にしていましたが、何故今またヘンプなのかが解せず、それさえ飲めば全て問題解決できるかのような期待を煽るなら、それはただの依存。根本的な解決じゃないよね。サプリメント難民はゴメンだわ…と静観していたくらいです。

そんな私がこの商品を使うようになったのは、自分の現状を打破したい思いと、幸運にもこの人なら大丈夫という方との繋がりがあったからです。同じ商品でも誰から買うのかで(エネルギー的に)全く別物になってしまうように、誰とどういう意識で繋がっているかは私にとってとても大事なのです。

使い始めた頃は眠けが強いばかりで、色々な方が言われるような身体症状の改善や目に見えた変化は全く見られず、悪くはないけど良さもよく分からない感じでした。麻に関わるような人は感覚が繊細な人が多いけど、私みたいなタイプでは違いは分からないのかも。そんな風に思っていましたが、それでも少しずつ変化は起きていたようです。

これまでは洗顔後の肌のケアはローションをバシャバシャ、オイルをゴシゴシと数秒で終わらせていたのですが、それができなくなりました。ゴシゴシ雑に扱おうとすると「やめて...」と言うのです。肌が。女優さんやモデルさんみたいにはできないけど、少し優しく扱うようになりました。

あと、人と接するのが少し楽になったようです。

私は恋人からの着信でも取るのを躊躇うレベルで電話が苦手でした。そんな風なので20年以上通っている美容院に予約の電話を掛けるのも億劫だったのですが、先日は何の躊躇いもなく電話を掛けていました。他にも、毎月珈琲を買っているお店でもとてもリラックスして喋っていたり、会いたいひとに自分から会いにいくとか。未だ反抗期か?というくらいイライラしてしまう父親に対して、珈琲を淹れてあげる余裕まで出てきました。

他人からみたらどうでも良い些細なことで、私自身も“これが私”と思い込んでいたので疑問にすら感じていませんでしたが、今までこんなに無駄に氣を遣ったり、ストレスを感じていたことに自分でも驚きました。

ヘンプ自体の効果・効能は人によってまちまちで、絶対こんな効能があるとは言えませんが、私の場合は少しだけ自分や周りの人を丁寧に扱えるようになった氣がします。私には意識や感覚的なところへの働きかけがあったのかな?という感じでした。もちろんヘンプの恩恵だけではありませんが、ヘンプのサポートもあったように感じています。

 

自分にとって当たり前すぎて、おかしいとか不自由とか氣づいてすらないことは意外とたくさんあるようで...。私の場合は手の冷たさや痩せもそれなのですが、ちょっと長くなるのでここでは割愛します。

 

特に宣伝というわけでも勧めるわけでもありませんが、ヘンプに関してはアメリカでは医療用大麻認可の動きが拡がっており、日本でも少しずつ注目を浴びている分野です。色々な選択肢のひとつに、こういうものもありますよということで少しだけ追記しておきます。

 

このドキュメンタリーはお勧めです。専門的知識がなくても大丈夫。何なら大麻に興味がなくても大丈夫。物語の主役は難しい話をする専門家ではなく、ごく普通の市井の人たちで、彼ら自身や大切な人たちの体験をシェアしつつ、世の中を変えようと頑張っている姿に心打たれます。世の中にこういう動きがある、ということは知っておいて損はないと思います。

https://cbdnation07.peatix.com/

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