lumière d’espoir 

旅は生活の一部。“息をするように旅をする”そんな風に生きて行きたいのです◎

1年の振り返り⑤ミッション

少し心にゆとりができた11月の終わりから取り組んでいたのはこれ。
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読書&占星術

 

きっかけはインドに住んでいる方がシェアされていた話でした。

「インドの神様は何故青色なのですか?」

とスワミジ(インドの霊的指導者・リーダー的な人)に尋ねたら、

「青は愛の色」

と言われたそうです。雲が拡がっても青い空は変わらず等しくそこにあるもの。それを条件に左右されないもの、エネルギーとしての不変の愛と捉えたのだろうということでした。 この話にえらく震えました。インドの精神性の高さよ。。

 

何となく青色を意識するようになると、目の前にたくさん青があることに氣がつきました。おもしろくて読み続けたい氣もちはあったけど、どうしても集中できなくてほったらかしだった本たちです。なんかね、ふむふむと読んでいても次の瞬間には指の間から零れ落ちる感じで進まなかったのですよ。

『マグダラの書』は読み直し始めたらスラスラ読めてしまいました。自分の中に入ってくるものが以前とは少し違っているようでした。氣になっていたキーワードがどんどん浮かんできて繋がっていくような感覚があり、他の本の内容やたまたま見かけた記事の内容ともリンクしていて、やってみたかったことを思い出しました。 

 

それは自分で自分のホロスコープを読むこと。

自分のことを知りたい、俯瞰的な視点で。

 

冬至に向けて『風の時代』というワードをよく見かけるようになっていましたが、誰かの言うことを鵜呑みにして期待ばかりが膨らみ、浮き足立つ雰囲気に何となく違和感がありました。現状を否定して未来に期待するばかりというのは何か違うよね、と思ったとき、今一度自分の足元を確認したいと思うようになったのです。

 

占星術を習うならこの方と決めていた方のオンライン講座に申し込み、届いたテキストを開いてびっくり。

これは古代より伝わる、錬金術の基本奥義を記した一説です。

錬金術とは、私たち生命体の霊的覚醒を促し、霊性を高めるための方法を秘伝として受け継いだものです。(テキストより抜粋)

占星術に意識が向いた理由がここに集約されていました。西洋占星術の歴史は、2010年以降の自分の流れと、なぜパリだったのかという疑問が繋がっていくようでした。(情報過多で処理が追いつかないので、ここは一旦保留しました)

 

実際に星を読み始めてみるとめちゃくちゃ面白い。一見ネガティブなことが書かれているように思えても、宇宙視点?から見た解説がとても優しくて受け取り方が変わって楽になったり、全然ピンと来なくて不消化に感じていたことが、少し時間をおいてぼんやりしているときに急にハッとしてその意味を解することがあったり。水星・火星(好みの男性)・金星(恋愛傾向)の項では、まるっと私のことやん!!!と笑わせてもらいました。

 

一番ハッとしたのはキロンの項でした。キロンは魂の傷だけど、取り組むことで癒し手になれることで、今世だけではない魂のトラウマを示しているそうです。私のキロンがある場所の項には

自分なりの価値観を形成する幼少期に受けたトラウマがあり(中略)外国への強い抵抗感の場合も

 

と書かれていて、初めはあまりピンと来ず何のこっちゃ?と思っていたのですが、

これ、丸々あれですやん!!!!私の過去生!!!!

ええ、去年の冬のフランス旅ですわ。書きかけで止まっているけど、まさにここを癒すために旅に出たのです。

移民として異国にやってきた貧しい小さな女の子が、クリスマスにお母さんにおいしいものを食べさせてあげたくて教会を巡るけど、配られていた食事は目の前でなくなってしまいました。寒さと空腹のなか歩き疲れた女の子は...というストーリーのあれです。(※ストーリーはあるヒーラーさんのチャネリングこの辺はまだ全然書いてないけど。。

この魂を救うために旅に出たのに、“あの頃の私”が欲しかったものを前にしたとき、この期に及んで“こんなに大きくて高いものはもったいない”と諦めて別のものを買って誤魔化してしまいました。そうしたら、暗い夜にパリの街を彷徨いながらこのときの女の子のストーリーをきっちり再演。泣きながら「私はもうあの頃の小さな女の子ではない。今の私は欲しいものを手に入れることもできるし、与えることもできる」と氣づいたとき、急に現実が啓き、魂の記憶を上書きを完了することができたのです。去年の冬至の出来事でした。

やってることがホロスコープにまんま載っていて驚きました。これ以上ない答えあわせでした。

 

宇宙から与えられた使命という項には

愛を受け入れ誇り高く歓びを生きることを教えるのが今生の役割。他人の愛情を受け入れられず、自信を失った人々の中に愛と輝きを見出していく。そのためみずからが喜び楽しい時間の確保が重要。

愛を受け入れってw 

一番できなくてもがいていたところです。散々受け取り拒否して生きてきたもんなあ。。そりゃあ、もがくはずだわ。

何度もいろんな人に言われてきたことでもありますが、昨年フランスに着いて一番初めにつぶやいた「私も楽しんでいいんだ」が、こんなに深いところから来ていた言葉だったとは...それに氣づいて教えてくれた人もすごいけど。

 

地球に来た目的という項には

(略)「もらう側」から「与える側」への移行が重要。

ええ、ええ。キロンの“魂のトラウマ”を癒した直後、道端に座り込んでいる女の人にパン屋さんでパンデピスというクリスマスに食べるパンを買って手渡していました。施しというと何か違う氣はしますが、何故かこの旅でやらなければならないことだと感じていたのに、それまで実行できていなかったことでした。“豊かさを分かちあいたいんだね”と言ってくれた人がいましたが、全部ホロスコープに書かれてたんかーい!!すごいな。

ホロスコープのことを魂のブループリントとか青写真という人もいますが、ここにも愛の色、青(*^^*)  本当によくできてる…

 

あの旅が私にとってものすごく大きなものだったのは感じていましたが、これほどのものだったとは驚きました。ただ過去生の癒すだけではなく、しっかりと魂の目的に沿ったもので、この地球で今世を生きていくための道しるべまでもがしっかり示されていたのです。1年を経てこういう形でこのタイミングで振り返り、氣づくことになるとは思いもしませんでした。

無意識でも宇宙の流れの中で生きていることがはっきり分かり、えらいもん見てもーたなあと思ったのが、ツォルキン最終週の出来事でした。

このこと(ツォルキン)も知らなくて意識していたわけではありませんが、バッチリはまっていて、しっかり1年を締めくって新しい年を迎える準備をしていたのだと思うと、本当に色々すごすぎる。

 

 

振り返ってみて改めて、私はたくさんの人に助けられながら生きていることに氣がつきました。自分ひとりではいつまで経っても抜け出せない暗く長い道も、誰かの力を借りると呆気ないくらいスムーズに抜け出せているのです。身体が辛いときは何度も“もう身体(肉体)いらない”と思うこともありましたが、これは肉体があったからこそ体験できたことなのです。私の身体よ、ほんっまにごめん!!!!!

 

長々と書きましたが、こうやって久々にブログを書いてみようと思ったのは、占星術も影響しています。社会的な顔・表現として『文章を書くこと、言葉を扱うこと』とあちらこちらに書かれていたのですが、ここは何度読んでもピンときていませんでした。苦手分野だし・・・と。でも少し時間をかけて思い出したのですが、子供の頃は文章を読んだり書いたりするのが好きだったのです。元々嫌いだったわけではないのかと自分でも驚きでしたが、実際に書いてみたら何となくそのことが分かりました。

完全に自己満足の世界ではあるけど、これは細々続けてみようかな。

 

 

ちなみに、“小さな貧しい女の子”が欲しかったのはシュトレンです。もしかしてスパイスたっぷりのパンデピスの方が実際に教会で配られていたのでイメージに近いのかもしれませんが、一昨年チャネリングを通して女の子の願いを知ったときはシュトレンを購入し、昨年はパリで彷徨い歩きながらパンデピスを購入しました。(購入を迷ったのは1万円超えの巨大なシュトレンでした)

今年はどうしようか迷っていましたが、スパイスをふんだんに入れたシュトレンを自分で作ってみました。フルーツとナッツもたくさん入れたリッチバージョン♪ 

もう小さな女の子の魂は癒されているので大丈夫だと思いましたが、あの頃はどうしても手に入れることができなかったけど、今は自分の手で作り出せるようになったんだよ、という体験するのもいいかなと思ったからです。

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シュトレンはただいま寝かし中。

ちょっとつまみ食いはしたけど…