フランス旅① はじめてのパリ~13年前・回顧~
Paris
幼い頃、強い憧れを抱いた街。
「花の街 パリ」
どこで見かけたのか覚えていないけど、このフレーズがはっきりと頭の中に残っていた。
はじめてパリに降り立ったのは2006年11月末だった。初の海外ひとり旅。
フランスに憧れていたことなんてすっかり忘れていたけど、きっかけはダヴィンチ・コードだった。
“モナ・リザを真ん前で見てみたい”
本を読んでずいぶん経っていたのに、突如強い衝動に駆られたのだ。当時はまだインターネットを使っていなかったので、旅行代理店でパンフレットをかき集めてプランや料金の比較から始めた。申し込みをしてから地球の歩き方を買って…とアナログな情報収集。
有給休暇なんて取れない(誰も取らない)職場だったので、希望休を月末と月初に固めた強硬スケジュールだった。
モン・サン・ミッシェル、ルーブル美術館、ノートルダム寺院、サント・シャペル、ヴェルサイユ宮殿、ギャラリー・ラファイエットのクリスマスツリー、オルセー美術館… the 観光という感じの旅。
あ、モナ・リザには無事に会えました。
閉館ギリギリだったためかマンツーマンで☆ とても静かな時間だったという記憶と、小さいのに独特の空氣が流れていた記憶があります。
道に迷って歩き疲れたり、寒さと疲労で風邪を引いてしまったり…一番強く印象に残っているのはここだったりして 笑
そうそう、このときもクリスマスの雰囲氣を楽しみにしていたのだ。
こうやって振り返ってみたら、すでにキーワードは揃っていたのだ。
教会、クリスマス、歩き疲れて寒さと疲労で…