lumière d’espoir 

旅は生活の一部。“息をするように旅をする”そんな風に生きて行きたいのです◎

熊野たび③

玉置神社~花窟神社を検索すると来た道とは別のルートをご指定。 奈良県側から本宮に戻って、そこから再度169号線に入るルート。

めっちゃ回り道…

あまり氣は進まなかったけど、時間的にはあまり変わらなさそうだったし、来た道よりは快適そうだったので従うことに。

 

見覚えのある景色を過ぎて、朝ナビがバグった辺りへ。めちゃくちゃ注意して“ここでしょ?違う?”と減速していたのに、やはりトンネルに入ってからバグった。

何でやねんっ!!

で、再び『玉置口』のトンネル→『←玉置神社』の表示w

もうええっちゅうねん( ̄^ ̄)

どんだけかわいがられてるねん…

じいちゃんよ…ありがたいけど、そう何回も無理やて。今回は行かんで!!

しばらく走っていくつかトンネルを越えて脇道に逸れた。

どこやねん、ここ…

当初の設定から随分コースアウトしていて、よく分からない山の中や崖っぷちばかりで到着時間も押しまくる。。しんど…

この日の運転ルートは大体こんな感じ↓

花窟神社湯の峰温泉→宿も入れたら+1時間半くらいは運転してるかな。長…
f:id:moainon:20200618224043j:image

途中見かけて覚えているのは、北山村とか赤倉神社とか。赤倉神社はこちら↓

https://www.mikumano.net/meguri/akagura.html

なかなか来れる場所ではないので惜しい氣もしたけど、通りすがりに挨拶だけしてスルー。わざわざ通らされてた感があったので後でググってみて納得。。なんか大事そうな場所だ。(好みの盤がある←) 

 

何とか『花窟神社(はなのいわや)』に到着。

思いの外、街中に突如出現した観光地的な場所だと思ったけど、参道から空氣が変わる。

 f:id:moainon:20200619174738j:imagef:id:moainon:20200619174853j:image

ここを訪れようと思ったきっかけはこちら↓
f:id:moainon:20200619175000j:image

写真が暗い…雨が降る直前の夕方だから仕方ないけど(^^;

御縄掛神事というのがあるらしい。

http://www.hananoiwaya.jp/festival.html

f:id:moainon:20200619181202j:image

冬に訪れた南フランスにあるムスティエ・サントマリーという場所。見えにくいけど岩山を繋ぐ星があります。何となくこことイメージが重なる感じがして。

https://gotrip.jp/2016/10/46278/

“十字軍遠征から帰還した騎士が、無事に帰って来られたことへの感謝を表すために捧げた”ものだそうですが

うーん…(ーー;

たぶん、これはちょっと違う感じかな。御縄掛神事は神様が縄を介して神と人を繋ぐ…こちらの方がまだしっくり来るけど、それもどうなんだろね。。遠からず近からず?

そして実際に来てみると思ったほど似てないかも。どちらかというと辿り着けなかったあの場所に似てるというか、繋がってる感じ。f:id:moainon:20200619174933j:image
イザナミのお墓…?f:id:moainon:20200619183731j:image

カグツチのお墓…? どちらかというとシヴァ・リンガっぽい。

なんでどちらも“お墓”という設定なんだろね。

よく分からないことばかりだけど、い・わ(岩・盤・盤座・窟)と共に在る信仰とか花溢れる場所というのはどちらにも共通している。

 

私はここは女性的な祈りの場と感じたのだけど。

f:id:moainon:20200619184856j:imagef:id:moainon:20200619185011j:image

この岩肌の感じ、懐かしいを含んだ「好き」だなぁ。静かに佇んでいると近くの海の波音が心地よい…

f:id:moainon:20200619185044j:image


f:id:moainon:20200619185136j:image
もう紫陽花が咲いてるのかぁ…
f:id:moainon:20200619185119j:image

この薄いラベンダー色も好きだなぁ。

昨日と明日のトップスもこんな色(*^^*)

 

産田神社』の御朱印に氣がついて尋ねてみると近くにあるよう。途中で表示を見かけて、氣になっていた場所だと思い出してうかがってみた。

 

産田神社
f:id:moainon:20200619215103j:imagef:id:moainon:20200619215814j:image

イザナミカグツチを産んだ場所だから産田神社、らしい。うーん…

 

そういえば、どちらの神社も玉砂利の上は土足禁止だったのは印象的。そりゃそうか…とも思うけど、日本の神社でそれを求めているのは珍しいなと。ちょっとインドのお寺を思い出したりして。

 

そうそう。シヴァはパールヴァティ(嫁)が沐浴した際の垢を捏ねて作った我が子を嫉妬でズダズタにして殺しちゃうのよね。で、嘆き悲しんだパールヴァティは我が子の身体をかき集めてひっつけたけど、頭の部分が足りなくて象の頭をくっつけたから、ガネーシャが生まれた。

イザナギカグツチを産むときにホトを火傷してイザナミが亡くなったのを悲しんでカグツチを殺す。ストーリー的には似てる。

一見、どちらも子どもよりも奥さんloveなんだけど、神様のくせに随分と短絡的な…

ホトを焼いて(突き刺して)亡くなって黄泉の国へ行き…というストーリーもなんだかね。。それを何の疑問もなく信じ込まされていること自体意図があるよね。

想像・想念が世界を作る、つまり創造しちゃいますからね。めっちゃ呪術的。。なんでそんなことする(させる)んだろーね…

徒然もなくまたそんなことを考えてしまう。。

 

因みに…どうしてもナビがバグった場所。

帰りに氣がついたけど、バグるより随分手前を右折しないといけなかったようです。帰りはめちゃくちゃスムーズでした。 

 

買いたかったパン屋さんが売り切れていたのと機を逃したので、晩ごはんは昼に買っためはり寿司の残りとカップ麺と温泉卵。寂…

元々飲食店が多い場所ではないけど、コロナの影響で営業を自粛していて、開いていてもテイクアウトのみで16時や17時には閉まってたり、売り切れていたらもっと早くに閉まっていたりだったのです。

f:id:moainon:20200619223730j:image

そもそも卵がそんなに好きではないので、温泉卵の良さがよく分からない←